元・腰痛患者が考える痛みとしびれの原因と改善方法

生活の中で起きてしまう腰痛の痛みとしびれについて改善策や解消法を考えているサイトです

腰痛で整形外科行にかかるときに行う検査って?エックス線?MRI?

   



 
腰痛を訴えて整形外科にかかるときに行う検査ってどんなだろう?と
思いますか?エックス線?MRI?他には?
 
最初に受付で問診票に細かく記入して、診察室に呼ばれ、
医師に診断してもらうが先か、検査が先か、病院によって
違うみたいです
 
代表的な検査ではエックス線画像検査、これは簡単ですね
ただ、どこの検査室でも言えることなのですが、部屋が暗い!
冷たく寒い!腰がいたいのに、あっち向け、こっち向けと言われます
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エックス線写真検査でわかること

 
エックス線写真でわかることは、おもに骨についてです
 

骨の配列や並び方

 
腰の骨はお尻の骨盤のすぐ上に5つ並んでいます
腰椎といい、普通は軽く前の方に出っ張った湾曲ですが、病気に
なった場合はこの並びが乱れてくることがあります
 
前から見て全体が曲がっている側弯症、横から見て前後にずれている
すべり症や狭窄症があります
 

骨の形

 
背骨と言われる椎骨は前のほうが円柱状になっていますが、正面や
横から見ると四角い形のブロックに見えます
 
その四角いブロックが潰れていたり、棘のような出っ張りができる形が
見えます(骨棘)こっきょくと呼ばれるものです
 

骨と骨の隙間

 
エックス線写真では、積み重なった椎骨と椎骨の間に隙間が見えます
そこには骨と骨のクッションの役目の椎間板があり、これが潰れてしまう
病気もあります
 

骨の質

 
X線写真で入っこ一個の骨の濃淡を見ることができ、骨の質が均一かを
見たり、骨の密度や骨が溶けているような病はないかのチェックしています
 
このように骨の配列や乱れ、骨の形や骨と骨の隙間、骨の質の異常を
見ていきます
 
医師は身体所見で見られた体の異常が、X線写真で以上が見つかった
部位と同じかを確かめます
 
特に、神経症状と一致するようなエックス線上の以上がある場合は
MRI検査を行います
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中高年は加齢性変化がある

 
30代後半から40代以降の年齢に達してくると、殆どの人に
エックス線写真上何かしらの異常が現れ、加齢性変化があります
 
その多くは無症状で、背骨や腰椎に変形があるからといって
腰痛があるとは限りません
 

骨以上と神経症状が一致すればMRI検査を行う

MRIは磁気を利用して体の内部を映し出す検査で、正面・側面・水平面等を
全身のあらゆる断面を画像化すことができます
 
背骨の検査でも、椎骨ばかりでなく、椎間板や神経なども映し出しことができ、腫瘍や炎症などの病変もわかります、特に、神経の異常を調べるのに
重要な検査です
 
腰痛を起こす背骨の病気の中でも重大な神経障害の原因になりやすい
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの状態を映し出し、エックス線写真と
ともに基本的な検査になっています
 
単純撮影の他に、造影剤を使った検査もあり、これは骨や神経に
腫瘍などの病変が疑われる時に検査が必要になります
 
私も年に一度はこのMRI検査を行うのですが、この検査はあまり
進んでしたくありません、どうしてかって言うと、まず「うるさい」
「冷たい」「顔や手足が動かせない」「顔が固定される」「時間が40分必要」「閉所恐怖症」だからです
 

他に行われる血液検査や画像検査

 
関節リュウマチや感染症の病気、骨粗しょう症などが疑われるときは
血液検査が必要になります
また、骨の腫瘍や靭帯骨化症のまえには、CT検査を行うこともあります
 

 
がんの骨転移や炎症、微細な骨折を見つけるために骨シンチグラフィーが
行わることもあります
 
こちらは、放射性薬剤を注射して、どこに集まるかを見つけるためで
全身を一度に調べることができ、病変部を特定できないでいる時に
特に有効な検査です
 

画像検査が受けられない人や注意が必要な人

 

エックス線検査・CT検査

 
エックス線を使う検査は、妊娠中の可能性がある場合は行いません
 

MRI検査

 
エックス線を使わないので放射線を浴びませんが、心臓にペースメーカー
を入れている人には行われませんし、心臓や脳血管にクリップなどを
入れている人も行うことはできません
 

造影剤検査

 
検査に用いる造影剤は副作用がありますので、喘息やアレルギーのある方は
注意が必要となります
 

腰がいたいだけではなく病名を知っておく

 

これらの診察から検査を受けて初めて診断がくだされますし、治療の方針も
決まってきます、この時に注意することは、自分の腰痛の正式名称を
知ることです
 
自分の病気の病名を知ることは、自覚にもなりますし、意識的に普段の生活も注意するようになるからです
 
ただ「腰が痛い」だけではなく、腰のどこがどのように悪いのかを知ってこそ、治療への理解も深まり、自己管理ができます
 
必ず、医師に病名を確認しましょう
 
かかる費用は国保の3割負担の場合
 
病院にもよりますが、私が払った金額をお教えします
 

  • 血液検査が2000円前後
  • CT検査が7000円~8000円前後
  • エックス線検査が3000円~5000円前後
  • MRI検査が10000円前後
  • 造影剤や骨シンチは、検査を受けたことがないために費用はわかりません

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