床から立ち上がった時に腰痛で体が伸びないのはなぜ?
腰に痛みで問題を抱えている人は、一度床などに座り込むとなかなか立ち上がったりすることができませんよね。「動きたくないわけじゃないんだけど、身体や腰が重くてすぐに動くことができない」なんて言われる人多いんじゃないですか?
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床にあぐらをかいて座っていてもおしりや足に痛みが出てきたり、太ももや足先に「ぴりぴり、ビリビリ」しびれが出てきたりして、おしりや足を「もぞもぞ」させて痛みやしびれを回避していると思います。
長く床に座り込んでいればいるほど、この痛みやしびれ感は強く長く現れてしまいます。理由としては座り込んでいるおしりの坐骨神経が筋肉と床の圧力で圧迫されてしまい、刺激を受けてしまうことで起きてしまいます。
そして普段から腰痛の人の腰の筋肉は硬くこりかたまり縮んで伸びにくくなり、いざ伸ばしてみようとしても、なかなか伸びにくく痛みが出やすくなっています。
立って行動しているときはある程度背中の脊柱起立筋やお尻の筋肉は伸びているのですが、床にあぐらをかいて座る行為は、かなり背中の脊柱起立筋を伸ばさなくてはなりません。
慢性腰痛を持っているとこの脊柱起立筋がどうしても簡単に伸び縮みできなくなり、伸びてしまったら伸びっぱなし、縮んだら縮みっぱなし状態になりやすくなります。
そのために床に長時間座り込んでいざ立ち上がってみようとしても、筋肉は簡単には縮んではくれずにしばらくの時間は伸びっぱなしとなり、そしてやや縮んで普通の状態になります。
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この伸びっぱなしから普通のたった状態に戻るときに、おしりをつきだした「へっぴり腰」となり、暫くの間はまっすぐに立つことができなくなります。時間にして僅かな間ですがこの時腰やおしりに痛みを感じてしまうことになります。
この腰回りの筋肉が伸び縮みがスムーズにできなくなるのは、筋肉が固くこりかたまり、血流が滞りがちになってしまって、筋肉本来の柔軟性が失われている状態といえます。
この硬く凝り固まった筋肉を柔らかくすることで、腰の曲げ伸ばしがスムーズに行なえ、立ち上がる瞬間も腰に痛みを感じることは少なくなるといえます。
私の場合、床からすぐに立ち上がった時はいつもへっぴり腰で、腰や背中の筋肉を拳で「ゴリゴリ」と何回もマッサージしながら歩いて、徐々に身体を真っ直ぐな状態に持って行きます。
この間の時間はだいたい30秒ほどはかかります。この30秒間は腰の伸び切れない状態で、痛みが強く背中を後ろに少し反らした状態になります。
このような状態にならないためにも普段からストレッチや腰痛体操をこまめに行うことでかなり改善できると思います。
あなたも立ち上がるときに腰に痛みがあるようならば普段からラジオ体操などをすることをおすすめします。
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