腰痛の手術で後遺症は出るの?種類や期間は?本音は?
2015/12/02
長い間、腰の痛みやしびれで悩んでいらっしゃる方は本当に多いです。整形外科の治療を受けていらっしゃる方も多いと思います。慢性腰痛症になってしまうと、仕事や家庭に悪影響を与えてしまいます。
通院している整形の担当医に「なかなか腰の痛みが取れなくて、仕事ができないんですよっ」なんていつも言っていると、担当医は「じゃぁ、手術でもやってみますか?」なんて、軽く言われてしまいます。
「えっ、ちょっと待ってください、手術ってどんなことするんですか?」「痛そうですし、少し怖いですよ」
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腰痛の手術の種類っていくつあるの?入院期間は?
MED(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)とは?
MEDは内視鏡という器具を使って椎間板ヘルニアを切り取る手術法です。傷口は2センチ弱の穴を開けます。手術実績もとても多く治療実績がよく、保険が適用されます。入院日数は5~6日ぐらいで比較的早く退院することができます。
手術の流れとしては、全身麻酔を行い、手術台にうつ伏せになって、背中を少し切開します、そして、内視鏡を患部に差し込み、モニター画面で神経を確認し、避けながらヘルニア患部(髄核)を切除します。で、手術終了です。簡単ですね~。一時間弱ですんじゃいます。
PELD(経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術)とは?
むちゃくちゃ長く難しい名前ですね。PELDは、直軽7ミリの小さな内視鏡を使い、椎間板ヘルニアを摘出する手術です。筋肉の剥離が従来の手術方法より少なく、硬膜外麻酔で行います。
入院は3~4日ぐらいで、保険も適用できます。腰椎椎間板ヘルニアの手術方法のひとつで、皮膚切開が小さく、体にやさしい手術方法です。入院期間が短く、早期退院、早期社会復帰が可能な手術です。
PELD手術はうつ伏せ、あるいは横向けで行います。患部の状態に応じて全身麻酔か硬膜外麻酔を行い、7ミリ程皮膚を切開します。切開した小さな穴にチューブを設置し内視鏡や専用の手術器具を挿入します。TVモニターを見ながら、手順に従って患部(髄核)を取り除きます。
PELDを受けられない方もいます。脊柱管狭窄症を起こしている人や、椎間腔が狭い人、以前に同じようなヘルニアの手術を受けられた人です。
enSpire(経皮的椎間板粉砕・切除術)とは?
enSpireは、背中に小さな穴を開け椎間板に針を刺し、針先端のワイヤーを椎間板内で広げます。広げたワイヤーを回転させてヘルニアを砕きながら吸引します。椎間板内に空洞ができることでヘルニアを縮小する手術方法で、とっても難しい手術です。
傷口が非常に小さく、注射のような傷跡で、絆創膏で塞ぐらしいです。大丈夫なんですかね。 日帰りや1泊2日の早期に社会復帰できる椎間板ヘルニアの最先端の手術方法です。この手術方法は全国的には広がっていないようです。本当に最先端なのです。保険は効きません。
PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)とは?
PLDDは背中に小さな穴を開け、椎間板の中央に針を刺し、その中を通してガラス繊維を入れ、先からレーザー光線を照射して椎間板の中央部を焼灼して神経を圧迫しているヘルニアの圧迫力を下げる手術方法です。局所麻酔だけですみますし、一泊二日で変えることができます。保険は効きません。
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本音では?
整形外科の治療実績をいろいろ見ていると、本当に良くなったことしか書かれていません。すこししびれがのこるとか・・・だけ。でも、私のまわりの手術体験者の方に聞くと、やはり再発していてる人がほとんどです。(訪ねたのは数人ですが・・)
もちろんこのような最先端の手術法ではなく。従来の切開術です。費用がとてもかかるのです。うん十万・・・こんなに費用をかけて手術をしても、再発してはなんにもなりません。患部の髄核は取れるかもしれませんが・・・・。
しかし、もともとの髄核が飛び出る体質を改善しなければ、何回も手術をうけることになります。痛みが激しく我慢ができないようであれば、医師とよく相談をしてから決定してください。
最後に・・・・
これらの手術方法は最先端で、従来の切開術では入院も2~3週間ぐらいかかりますし、傷跡も5センチほど残ります。当然背中の筋肉を切り開いて行うので、筋肉にダメージが残ることがあります。
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