腰椎すべり症で腰が痛くて動くことができない!歩けない!
前の記事で腰椎分離症について書いてみましたが、
少しは理解できましたでしょうか?
腰椎分離症は腰の骨、腰椎同士が切り離されている状態で、
おもに、子供の頃ののスポーツや腰に強い衝撃を受けたことで
起きてしまうことになります。
強い衝撃だけでなく、何気ない普段の生活の中でも
疲労骨折と言われる状態でも起きてしまいます。
腰椎分離症から更に進んだ症状の「腰椎すべり症」と
す呼ばれる状態があります。
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腰椎すべり症ってどのような状態?
腰の骨は、5個の腰椎が連なっている状態で、
上から順番に、第1腰椎、第2腰椎、第3腰椎、
第4腰椎、仙骨のすぐ上第5腰椎となります。
分離症は、第4腰椎と第5腰椎で起こりやすく、
すべり症は、この切り離された4番と5番の骨と骨が
ズレて、4番目の腰椎が前方に滑ってしまいます。
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腰椎すべり症って痛みやしびれ感はあるの?
腰の一部の骨が滑っている状態ですから、腰を軸に
前かがみが全然できなくなり、当然、激しい痛みが
起きてしまい、足などにしびれや麻痺などが起きてしまいます。
骨がずれて滑っている状態ですから、下半身につながっている
坐骨神経も刺激を与えてしまい、おしりや太もも、ふくらはぎや
足先までも、痛みやしびれが強く起きてしまうことがあります。
坐骨神経が刺激されて悪影響が出た場合、動くことも
歩くことにもできなくなってしまうことがあるわけです。
一歩一歩、歩くたびに激痛が起きてしまいますので、
休憩を取りながらではないと歩くことができなくなってきます。
この状態を、「間欠跛行」といいます。
ご高齢の方に多く見られる症状で、すこし後ろに
反り腰の状態で歩く姿が見られることもあります。
「腰椎分離症」「腰椎すべり症」とも腰の痛み方は
同じように痛いので、整形外科などのレントゲン写真を
とることで確認することができます。
また、お年寄りに注意していただきたいのが、
疲労から起きてしまう、「圧迫骨折」で、
腰椎が、つぶれてしまい、激しい痛みが起きてしまいますし、
腰椎分離症も腰椎すべり症も注意をしていきたいものです。
でも、必ず骨がずれて滑っているからといって、
また、骨と骨の一部が切れて分離しているからといって、
すべての人が腰の痛みやしびれに悩まされているわけではありませんし、
まったく無症状で気づかずに過ごされている人もいます。
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