腰の痛みが左側だけに起きてしまう原因って何?それって病気かも!
2016/03/22
腰の痛みがどこか体の一部分で起きてしまうことはよくあります。痛みの原因が腰椎にあっても関連痛と呼ばれる症状で、腰以外の場所で痛みを引き起こしてしまう状態です。
腰からおしりにかけて「チクチク」や「ジンジン」痛みやしびれが起きてしまう症状や、体の右側だけ痛みがあるなどもあります。
腰痛の原因には様々あり、椎間板ヘルニア、腰椎分離症、すべり症、脊柱管狭窄症などがありますが、痛みだけでなくしびれが伴ってくるようであれば坐骨神経痛と言われる症状なのかもしれません。
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特の坐骨神経痛は体の片側だけに起きやすく、腰からお尻、太ももやふくらはぎ、足先に痛みやしびれが起きてしまいます。
でも、腰だけの痛みではなく、背中の右側や左側が同時に痛いなどの症状がある場合は腰痛が原因ではないことがあります。
はじめは腰の違和感があってなんとなく腰回りが痛いなーなんて思っていると、背中の左側が痛み始め時間の経過とともに、徐々に腰や背中の痛みが強くなってくるようなときは、内臓の病気を疑うことも必要です。
内蔵によって起きてしまう痛みで「腎臓結石」があります。
結石にはいろいろ呼び名がついていて、尿路結石の多くは腎臓の中でできる「腎臓結石」。これが尿管に降りてきて留まったり詰まったりしているものを「尿管結石」、膀胱の中にあるものを「膀胱結石」、尿道に降りて留まったり詰まったりしているものを「尿道結石」といいます。
痛みが起きてしまうメカニズムとしては、腎臓の粘膜には痛みを感じる神経がないため、腎臓の中に結石があるだけでは通常痛みはありません。
しかし、腎臓から落ちてきた結石が尿管に詰まって尿の流れを妨げ、腎臓が腫れる「水腎症」と呼ばれる状態になると、発作のように猛烈な痛みを生じます。
尿管結石に伴う痛みは腎臓の腫れで引き起こされるため、腰や背中やお腹に痛みを感じます。
このような痛みの状態になると「これはダダごとではない!」「腰痛だけの痛みではない!」とはっきりと分かってしまいます。
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このような発作的な痛みが起きる前に前兆があり、結石と粘膜とがこすれて出血したものが尿に混じることで血尿が起こり、血がまじりやすくなりますし、また、結石が感染を起こして腎盂腎炎になれば熱が出ます。
尿管結石は突然の発作の痛みを引き起こしてしまいますが、慢性の場合は腰の鈍痛があります。
尿の通過障害が起きているため腎臓は慢性的に腫れていて、痛みは急に来る強烈なものではなく、腰が重いような、背中が痛いような鈍い痛みとして現れてきます。
このように腰痛や背中の痛みの他に血尿などの症状がある場合は、整形外科ではなく、内科を受診することをおすすめします。
尿検査やレントゲン検査、超音波検査をすれば結石は簡単に見つけられます。
腰痛改善ストレッチの極意ページは⇒ こちらです。
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